DS-11XL 復活
しばらく使っていなかったダイヤトーンのスピーカー、DS-11XLが掃除をした際に出てきました。サランネットを外してみると、購入後25年以上経過していることもあり、ウレタンエッジがボロボロの状態でした。

ダイヤトーンブランドのスピーカーを捨てるにはもったいないので、フォステクスあたりのユニットを購入して交換してみようかなと思って調べたのですが、公称16cm(実測14.5cm)に適合するユニットが見つかりませんでした。
新品のYAMAHAのスピーカー、NS-BP200ならば8,000円程度で購入できますので、ちょっと心が揺れます。
それでも諦めきれずに、いろいろネット上の情報を集めてみると、同じような状態のスピーカーのエッジを交換して復活させている人がいることが分かりました。交換用DS-11XLのエッジ2枚と接着剤とのセットが6,000円弱で売っているようです。そこで自分もエッジ交換にチャレンジしてみることにしました。
ファンテックさんで、ラバーエッジのセットを購入。
ウレタンエッジとラバーエッジがありますが、ウレタンの方は残念ながら欠品中でした。ラバーの方が500円ほど高いのですが、ウレタンだとまたボロボロになっちゃうのかなと思ったのと、音質的にあまり変化はないとのことなのでラバーエッジを選択。注文後、代金を振り込んだら、中3日ほどで届きました。
修理はユニットを取り外し、ボロボロになったウレタンエッジの残骸を取り除きます。接着剤が経年変化して硬くなっており、大変な作業でした。写真ではまだ接着剤のゴミが残った状態ですが、最終的に彫刻刀を使って取り除きました。
あとは、購入したラバーエッジに付属していたマニュアルに従って、接着剤を塗りラバーエッジを固定するだけです。
素人作業なので仕上げが下手くそですが、なんとか修理を完了させることができました。
早速、アンプに繋いで音出ししてみると、特に音割れなどすることなく鳴ってくれているようです。しばらくはエージングをしながら様子を見ていきたいと思います。
追記:2017/01/12
DAITO-VOICE DS-16F IIに続く
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